とあるセルティスタの落書き帳

サッカークラブ、Celta de Vigoについて書きたいことをノホホンと書いていくブログです。管理人は多忙(怠惰)のため、基本的に気が向いた時に集中更新になると思います笑 カードゲームGwentについてもチマチマ書いていきます(´ω`*)

¡Hala Celta!

セルティスタ 兼 Gwentエンジョイ勢のブログ

Celtaの通信簿 18/19シーズン冬 前編

あけましておめでとうございます!

 

レビュー記事を出すタイミングを逃して、お蔵入りになる記事が積み重なるうちに年が明けてしまいました!(爆)

以前から書くと言ってた、冬の振り返りは何とか完遂させたい・・・時間があったら他のも・・・ネw

 

さっそく選手ごとにここまでの戦いを振り返っていきましょう!

 

 

GK

セルヒオ・アルバレス

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リーガ13試合出場。

今年もルベン様が怪我で32歳のベテランが開幕スタメン。なんだかんだ言って、安定したセーブを見せてくれた。それでも失点が多かったのはモハメドの過激な守備の敷き方のせい...。

時折魅せるスーパーセーブで勝ち点を拾っていた印象さえある。ここまで38セーブ。

 

長年課題だった、足元の技術も去年よりさらに改善。時折危なっかしいショートパスを見せるも、だいぶ慣れたように感じる。もう去年の開幕戦のようなプレゼントパスはしなさそう。

GKから繋ぐビルドアップに必須である、高い位置取りをしたSBへのパスもラインを割らずに安定的に蹴られるようになってきた。相変わらずの努力家っぷり。

キャッチからのカウンターへの意識も高く、中盤の浮いた選手へスローorパントキックでチャンスを広げてくれていた。

ハイボールへの対応は・・・ご愛敬ということで笑

 

カルドーゾに監督が代わってからは、より足元が頼れるルベン様にスタメンを奪われてしまっている。しかし毎度のように終盤で出番が回って来そうな気がするので、しっかりスタンバって頂きたい笑

ちなみに今期末で契約が切れるが、どうするのだろうか?

 

ルベン・ブランコ

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リーガ4試合出場。

怪我で出遅れた影響でモハメド時代はコパで1回出場のみ。しかしカルドーゾに監督が代わると、後方からの繋ぎを得意とするルベン様に出番が。その後はスタメン出場を続けている。ここまで8セーブ。

 

ビジャレアル戦でカブラルからのバックパスを手で触ってしまい、PA内からの間接フリーキックで失点という珍しいやらかしが発生。相手に反撃のきっかけを与えてしまった・・・。しかし次節のレガネス戦では相手の攻撃の時間が少なく集中力を持続させることが難しい中、決定的な場面でシュートストップ。勝ち点をこぼす事を防いでくれた。

 

やはりワンタッチでのパスや、サイドへのフィードは上手い。飛び出しのタイミングも良く、カルドーゾのハイラインサッカーを最後方からしっかり支えてくれている。このまま怪我せず、シーズンを終えられるかが後半戦のポイント。

 

 

イバン・ビジャール

何度かベンチ入りもトップチームでは出場なし。主にBチームで頑張ってくれている。チョロっと試合を見る感じ、的確なセーブと長い距離をゴールキックで蹴ることが出来ているように感じる。当分このポジションはカンテラ―ノだけで良さそう笑

アンダー代表にも追加召集された。今後も頑張ってほしい。

 

CB

グスタボ・カブラル

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リーガ12試合、995分出場。

ハメド時代は3バックの中央を担当することが多かった。2列目と最終ラインの間で受ける選手をことごとく潰す役割を与えられていたが、いかんせんスペースが広すぎて、どうしようもないこともしばしば。かといって足の遅さが響いてラインを上げることも出来ず、苦しい前半戦だった。汚れ役を買って出るため、イエロー2枚で退場のシーンが2回も。ガバガバのディフェンスの割を食っているイメージだった。

それでもタックルは18回中15回成功、22インターセプトと今年もセルタのDF陣を引っ張ってくれた。

 

カルドーソに変わってからは、足元とハイラインに耐えられる足の速さが無いのでスタメンから降格。昨シーズン同様、後半、守備固めとして投入されるシーンが増えていくと思われる。

 

マキゴメのSNSによく登場。試合中の鬼の形相ではなく、満面の笑みを浮かべており癒される笑

 

契約が今期末のため、お別れの日も近いかもしれない。

 

ファクンド・ロンカリア

リーガ11試合、981分出場。

今季前半戦、物議をかもした一人。昨シーズン末は放出候補とみられていたが、モハメドの変則的な守備に重宝された。SBもCBもこなせるユーティリティー性が3バックと4バックを組み合わせるモハメドスカッドにうまくハマり、欠かせない一人だった。

しかし相変わらず守備は安定せず、不用意なファールややらかしが散見された。良くも悪くもモハメドセルタの象徴的存在だったと思う。

時折見せるオーバーラップは攻撃のアクセントになっていた。ボールを奪った後、ワンツーをかましてそのままゴール前まで進撃する姿は勇ましかった。

 

カルドーゾになってからは出場機会がパッタリ無し。この冬にボカへの移籍などが噂されている。

 

この前、古い名鑑をみていたら、中村俊輔エスパニョールで一緒だったことに驚いた。

 

ネストル・アラウホ

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リーガ14試合、1062分出場。

シーズン当初は重い怪我からの復帰ということもあり、なかなかコンディションが上がらなかったが、試合数をこなすごとに良くなっていった。

 

セビージャ戦では理不尽なイエローカードで退場、熱くなる場面もあったが、ここまで守備では冷静な対応が光っていると思う。カルドーゾになってからは、スタメンに定着。細かいラインコントロールオフサイドを取ったり、決死のカバーリングで裏へのボールをカットしたりとハイラインを支えている。ここまで20インターセプト

足元が苦手というわけではなさそうだが、もっと楔が打てるようになるとなお良し。

これからもカブラルの跡目としてセルタのディフェンスラインを支えて欲しい。

 

ダビド・コスタス

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リーガ6試合、540分出場。

帰ってきたカンテラ―ノはモハメド時代は苦しむも、カルドーゾでは定着。持ち前の器用さを生かしてビルドアップを支えてくれている。

当初期待していたよりは縦パスの数、持ち上がりが少ないイメージなもののボールを持った時の落ち着きはセルタCB陣では一番ではないかと思う。敵の前プレに対してボールを晒すことがまずない。

後半戦はもっと積極的なプレーが見られると嬉しい。

 

SB

ウーゴ・マジョ

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リーガ15試合、1330分出場。

今シーズンもカピタンは頼れる男。セルタでの出場記録を順調に伸ばし、歴代1位も射程に入ってきた。

ハメド時代は守備の混乱であたふたするものの、数々のドリブラーたちをシャットアウト。彼がいるといないとでは大違いだった。

 

攻撃面でも1ゴール3アシストと好調。レアルマドリード戦でのインナーラップからのボレーシュートは美しかった。

カルドーゾのサッカーではSBの攻撃参加が重要なこともあり、自らドリブルで仕掛けるような場面も。ブライス・アスパスとの絡みはバツグンで好調な攻撃陣のアクセントになっている。クロスはもう70本も上げているw

後半戦も活躍してぜひとも代表へ!

 

エンリケさん!頼みますよ!笑

 

ダビド・ジュンカ

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リーガ10試合、862分出場。

今シーズンのお買い得移籍その1。開幕戦は怪我で欠場も、安定した活躍を見せてくれた。セルタの癖の強い左ウィングの人々にやや苦労している場面も見受けられるが、シンプルな連携から、良いクロスを上げてくれている。ここまで3アシスト。

 

ジュンカの良いところは中の状況に合わせてぴったりのクロスを上げてくること。マキゴメの頭を狙ってカーブをかけたクロスを放ったと思えば、今度は押し下げたDFラインからスッと浮いてきたアスパスにグラウンダーのクロス。キックの精度もさることながら、その前の判断力が光っていると思う。

カルドーゾになってからは少し孤立しすぎなシーンも見受けられるが、ブファルのカバーをしながら頑張っている。引いた相手のゴールをこじ開けるには彼の攻撃参加が重要になってくると思われる。後半戦も期待。

 

ジュニオールアロンソ

リーガ9試合、534分出場。

ジュンカの怪我を受けて急遽借りてきたSB。開幕戦でマーカーを重いっきり放す失敗をするも、鋭いクロスでオウンゴールを誘い名誉挽回。その後もそこそこの活躍をしてくれた。

そこまで攻撃的なSBではなかったため、シストちゃんがロストしてもやや安心感があった() 左CBとしても出来ると聞いたが、コパでの感じを見る限り・・・()

カルドーゾでは完全に構想外。冬にどこかへ行ってしまうだろう。

 

この清々しいほどのシャツインが見られなくなると思うとやや寂しい。

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ケビン・バスケス

リーガ1試合、90分出場。

今シーズンからトップチーム契約のカンテラ―ノ。じつはもうすぐ26歳。

カピタンの代役として右SBとして出場。そこそこ出来たので今後もカピタンが出場停止時などには出番があるかもしれない。

カンテラ―ノ重視で再びプリメーラに定着してきたセルタであるが、成功を収めた世代の次をどうするかは、そろそろ考えないとヤバい気がする。イグレシアスやケビンのように実力はあるがなかなかトップチームには行けないカンテラーノ達の処遇をどうするかである。他所に売り飛ばして若手を買いあさる資金にするのか、それとも我慢強く使っていくのか。セルタがもう一段上に上がるためには重要な問題かもしれない。

 

ロベルト・マザン

リーガ1試合、90分出場。

コパでセルタに来てから初めてフル出場を果たすと、ジュンカが出場停止だったバルサ戦にまさかの出場。これには筆者もたまげた。

必死に粗相をしないように頑張っていたが、結局大事なところでマークの受け渡しを無視ってメッシを野放しに。まぁ、即失点ですよねw

攻撃面でも堅い部分が目立った。時折見せるパスセンスやスピードはあるものの現状はなかなか厳しいかなと。

 

試合後、のうのうとメッシとユニフォーム交換をしたことで一部セルティスタから不満の声が上がった。本人は謝罪。まぁそりゃしたくなるよね笑

後半戦は競争相手が少なくなりそうなので奮起してほしい。このままだとタダのロボツカのお友達枠になっちゃうゾ!

 

後編に続く!