セルタの選手を紹介しよーかい! イアゴ・アスパス編
セルタ選手紹介 Iago Aspas編!
満を持して、王の登場です!
セルタのエースにして、王様かつ唯一神。スペイン人得点王に送られる、サーラ賞に2年連続で輝いている。31歳。趣味は車。
骨の髄までセルティスタで、小学生の時からセルタのカンテラに所属。全デポルティーボファンの敵。ガリシアダービーでリアソールでゴールを決めると、デポルのファンがぎっしりいるゴール裏へこのポーズ。(見づらいが、セルタのチームロゴをアピール。)
煽りすぎ。w
武者修行に下部リーグにレンタルに行ったのち、セルタに復帰。大活躍した後、ステップアップとしてリヴァプールへ移籍。しかし、コレが間違いだった。
プレミアの水に合わず、本来のプレーを見せられなかった。そして、あの伝説のCK。
Awesome corner kick from Aspas vs Chelsea
リヴァプールファンの方々、ホントすいませんでしたm(__)m
セビージャにレンタルになってもエメリに干される事に。ただ、時々カップ戦に出たりしていた。
失意のうちにセルタに2度目の復帰すると、ノリート、オレジャナと共に強力な攻撃陣を形成。ノリートの怪我により結成期間は短かったものの、ガリシアのトリデンテとして恐れられた。
一時、バルサを虐殺した後、マドリーとの首位攻防戦を戦うなどスペクタルなシーズンを展開。
ノリートの怪我の後はゴールゲッターとして完全復活。チームをEL圏に導いた。
チーム得点王にも輝いた。
ノリートが移籍した次のシーズンからは、完全にエースとして君臨。アウグストが抜けてボールの保持が難しくなったチームにおいて、カウンターの要として欠かせない選手に。ボールを持ったらまずアスパス!コレがチームの鉄則だった。
冬にはオレジャナさんが追放され、サイドでのプレーが多くなるものの、ゴールを量産。初めてプリメーラでサーラ賞に輝いた。
惜しくもタイトルには届かなかったが、2年連続国王杯ベスト4、ELベスト4は立派な成績だったと思う。
昨年はマキゴメという新たな相棒と大暴れ。序盤は低調だったものの、結局キャリアハイのゴール数でサーラ賞。
エムレモルや周りの低調なプレーにフラストレーションを溜めているシーンも散見されたが、流石の活躍だった。
持ち味は、相手の重心の背後を突き続ける巧みなドリブル、隙を一瞬で突く裏抜け、狭いスペースでのパス交換、華麗なヒールトリック、そして鋭いカーブを伴ったシュート、圧倒的な決定力。
もともとトップ下の選手でもあるのでアシスト役も苦にならない。
プレミアファンには信じられないと思うが、セットプレーのキッカーもお手の物。絶好調だと芸術的なFKも魅せる。
まさにセルタのメッシ。
弱点といえば、短気というか誰よりも勝負に拘るので、審判と衝突しがち。毎シーズン1回は累積警告で試合に出られないことがw
去年は黒人差別発言疑惑があった。
アウェーのレバンテ戦で、コロンビア代表のレルマと衝突。
その後、試合後のインタビューでレルマがアスパスから差別発言を受けたと証言。アスパスは否定したものの、大きな問題に。結局、うやむやになったもののセルタファンとしてもスッキリしない結果だった。
こういう行為は楽しいサッカーに影を落とすので、やめていただきたいと切に願う。
代表での活躍
代表でのハイライトの1つ。
代表でも一昨年から活躍。代表デビュー戦のオールドトラフォードでのイングランド戦では、後半途中に投入されると、ゴールを奪う。イスコからのパスを受けるとそのままドリブルで相手を外し、ニアの天井をブチ抜いた。
さらに土壇場でイスコの同点ゴールをアシストする活躍を見せ、イギリスのフットボールファンたちに手痛い御礼参りをした。
その後も継続的に呼ばれ、アルゼンチン戦では後半45分の出場でハットトリック。うち一つはデヘアのフィードから爆速の裏抜けを見せてゴール。デヘアにアシストが付くという珍事が起きた。
スペイン代表待望の”点を取れるFW”としてロシアに乗り込む事に。
しかし、前日に衝撃のロペテギ解任が発生。コレがアスパスにとっても、スペイン代表にとっても大きな痛手だった。
ロペテギは確実に3人の(セルタ出身)CFを使い分けるプランがあったと思われる。しかしイエロはその見極めが出来ず、コスタ先発→ロドリゴorアスパス終盤投入の一辺倒に。
それでもアスパスはグループリーグ最終戦モロッコ戦で、負ければ敗退もある場面において決定的なゴールを決める。お得意のヒールを使ったオシャレゴールだった。
(VARのおかげで得点が認められ、やや変な感じだったがw)
次のロシア戦では後半から投入。狭いスペースで巧みにボールを裁き、チャンスを生み出したがゴールは生まれず。
そして運命のPK戦に…
コケが外してしまい、5番目のキッカーであるアスパスが外せば試合終了。
アスパスは2度目のセルタ復帰から1度しかPKを外しておらず、リーガでは連続成功記録で歴代5位くらいの記録を持っている。
アスパスがボールをセット。
でも、筆者の脳裏に一瞬浮かんでしまった。アスパスが外すのではないか、と。
唯一止められたPK。
助走の距離を取る。
イヤイヤ、そんな事はアスパスに限って無いと嫌な想像を振り払う。
そしてアスパスがボールに向かって、走り始める!
いけっ!
GKのタイミングを外すために鋭くカーブをかけ、ど真ん中を狙ったシュートは…無情にも、キーパーの足に当たり、場外へ。
負けを悟ったアスパス。
またも貧乏クジをアスパスが引かされたと嘆く筆者。
涙目になりながら仲間の元へ戻るアスパス。
筆者の視界も、TV画面も、何故だか、ぼやけて、滲んで…ウゥッ(;ω;)
というわけでアスパスの最初で最後と思われるW杯は、ほろ苦いものになってしまった。
本人もこれで終わりで良いわけがないと思うので、世代交代の波に負けず、2年後のEuroで大暴れしてもらいたい。
今シーズンは...?
今シーズンも序盤は調子が悪いよう。開幕戦からミスがポチポチ見られるが試合数をこなすに連れて元に戻ってくると思う。あまり心配していないが、PK戦の事を引きずってないかはちょっと不安。
レアル・マドリード移籍が一瞬持ち上がったが、地元紙も噂を一蹴。今年もセルタで頑張ってくれると思う。
クラブとしてはアスパスがいるうちに、ジャンプアップを果たして欲しい。
仲の良い仲間はカンテラ出身の選手たち。アルバレスにロッカールームに戻る途中にグチを吐いているような姿もよく見られる。
三人の関係をよく表している1枚。筆者的にはカピタンの表情がツボ。
ノリートとも仲良し。代表ではいっつもくっついてた。そのよしみでシルバとも絡みがある。
子供大好きの親バカな一面も。家族の写真をプリントした脛当てを愛用。
そして本人が家族の中で最も精神年齢が低い疑惑もある。
¡Tarde libre! Vídeo subido por el propio Iago. pic.twitter.com/UP8nDgwuui
— Grada de Río (@gradaderio) 2018年8月20日
中毒性の高い動画。元はアスパス自身の投稿。
奥さんと並んで立つと、溢れ出るモンスターペアレンツ感。
自分が教師だったら、絶対に子供の担任になりたくない。
きっと審判の判定に文句を言うノリで、クレームをつけられるに違いない。たぶん、累積警告で授業参観は出場停止w
もうすぐ新しい家族が、また増える予定。( *´艸`)
新しく生まれてくる子供のためにも、今シーズンは負けられない。
プレミアファンの皆さんに散々バカにされ、顔がミスタービーンに似てるとか酷い言われようであるが、一旦そのイメージを捨て去っていただき、プレーを純粋に見ていただきたい。
きっと、セルタのメッシと賞賛される所以がよく分かるはずである。
そして、あなたは知るだろう。
この男の生き様こそ、セルティスタの魂である事を…
ここまでお読み頂きありがとうございましたっ!
次回のセルタのブログは、何について書くか未定です!w
(少なくとも冬に前半戦の感想は書きますw)
お楽しみに~