とあるセルティスタの落書き帳

サッカークラブ、Celta de Vigoについて書きたいことをノホホンと書いていくブログです。管理人は多忙(怠惰)のため、基本的に気が向いた時に集中更新になると思います笑 カードゲームGwentについてもチマチマ書いていきます(´ω`*)

¡Hala Celta!

セルティスタ 兼 Gwentエンジョイ勢のブログ

Celtaの通信簿 18/19シーズン総集編その2

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2回目は苦労の多かったDF・GK!

と、その前に忘れてたブデブズの紹介を…w

 

 
リヤド・ブデブズ

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アスパスの離脱に伴い、冬の移籍市場最終日に取ってきたアルジェリア人。ベティスで干されていたところをレンタルで借りた。コレまた、ロマン派アタッカー。好きなアニメはドラゴンボールZ。

 
デビュー戦の印象は最悪。アスパスロールを任されるものの機能せず、後半には不用意な後ろからのタックルで1発レッド。

 
エスクリバに監督が変わり、ブライスの怪我によって出番が回ってきた。

 
持ち味は類い稀なキックの正確さとバランスの取れた攻撃性能。ドリブルで運ぶ、スルーパスで味方を走らせる、フィニッシャー、ビルドアップの手助けと攻撃は比較的何でも出来る。

特にキック技術全般は目を見張るものがあり、CBとSB間をブチ抜くミドルスルーパスでマジョのオーバーラップを誘ったり、高精度のクロス、ミドルシュートで驚かせてくれた。

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 おしかったバイシクル。オブラクの神セーブに阻まれた。
残留争いのプレッシャーがかかるナーバスな場面で、ブデブズの正確なキックは頼りになった。

 
守備に関してはブファルより頑張ってくれる意思は見せてくれるものの、センスは無いw

アフター気味のタックルが多く、マークを離してしまう事も。

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守備時のトランジションの意識が低い点や、攻撃時にフラフラと自由に動き回る点がキケ・セティエンに全く合わないのは強く感じたw


個人的には右で使うのが良いと思っている。左サイド時も悪くは無いが、オラザとの相性やブファルの存在を考えると微妙。ジュンカと組ませたら、また違ったかもしれないが。

 
買い取り価格は800万ユーロとやや高く給料もアスパスより高いとか。それでも後半の活躍は買い取りを考えるだけのものはあった。フロント的に凄く悩ましいラインと思われる。


まぁ、右だとブライスと被るから取れなくても大丈夫と思っている。

 

ブファルと仲が良く、一緒にスクーターの速度違反で捕まったw

 


セルヒオ・アルバレス

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前半戦は正守護神として頑張ってくれていたが、カルドーゾに監督が変わるとルベン様にポジションを譲った。


それでもベンチに座ってくれるだけで絶大な安心感。残留に向けてチームを鼓舞する姿はカッコ良かった。号泣するアスパスを慰める姿は胸を打ちましたね…

 
最終節の後、愛称の「Gato」(雄猫の意)をサポーターからコールされながら挨拶。涙ぐむ場面があった(;∀;)

 
来シーズン末に契約が切れるが、セルタとの交渉を優先すると宣言。破談になった場合はレガネスの噂がある。

また19試合に出場数が達していないので少額クラブが払って契約を解除することも可能という謎条項があるとか・・・

いずれにせよ、ビジャール君の去就に大きく関わりそうであり気になるところ。現時点で今季の放出の可能性は低いとみられる。

 


ルベン・ブランコ

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ついに怪我せず安定してシーズンを過ごすことが出来た王子様。

カルドーゾに監督が変わってからはスタメンを守り続けた。

 
アルバレスの様な神懸かり的な反射神経でチームを救うセーブを連発。残留に大きく貢献した。

 
一方でアシスト未遂のフィードを見せたかと思うと、意味の分からないクリアミスを見せるなど足元はやや不安定だった。アウェイのビジャレアル戦・アスレチック戦は失点に直結する凡ミスを発動。そこはアルバレスから受け継がなくて良いから……

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 ペナルティエリアを飛び出すのタイミングもバツグン。ハイライン時の裏のケアで何度もピンチの芽を摘んでくれた。


また悪癖だったボールを弾く位置が悪く、詰められるシーンが多いことも改善されてきた。もっと体を柔らかく使ってセーブが出来るようになると代表への道も見えてくるカモ?(まぁ同世代にケパという化け物がいるんですけどね…w)

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 ちょっとたくましくなった。
まだまだ伸び代があるので来シーズン以降も期待。

 


グスタボ・カブラル

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気づいたらマジョの次に在籍期間が長くなってた老戦士。

 
スピードの劣化が際立っているシーンもあったが、監督がエスクリバになってライン設定が下がると息を吹き返した。アラウホとのガチムチコンビで攻撃を跳ね返し続ける姿は印象的だった。難しいこと考えずにロングボールぶっ飛ばしておけば良い展開なら、まだまだ活躍できることを証明してくれた。

 
ジローナ戦の終了間際のシュートブロックは痺れた。もしアレがなかったらと思うとゾッとする…

やはりセルタの最終ラインはこの人が居ないと締まらないのかもしれない…

 
後半戦の活躍を受けて今夏、契約延長を勝ち取るかもしれない。

 
最終節後の挨拶もカッコよかった。セルタの影のキャプテンとしての一面もあるので残ってくれると心強い。

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呼んだ?

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とうっ!

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 ・・・笑


ネストル・アラウホ

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シーズン通して最も頼りになったCB。バランスの取れた性能とヤラカシの少なさからCBのファーストチョイスだった。

 
ただ怪我がやや多い事と左CBで起用した時の危なっかしさが気になる。

 
それでもカバーリング能力と優れた対人守備はセルタに欠かせない存在だった。

 
セットプレーから3得点と攻撃面でも活躍。ニア側のストーンは彼が最も適任だった。アラウホが逸らしてファーで決める形も鉄板。

 
カブラルの様に長くセルタの守備を支えてもらいたい。

 

チームの中ではお調子者扱いなのか、ロボツカのインタビューでファニーガイと称されている。

 真相は不明。(というか筆者の語学の限界w)

 

 

ダビド・コスタス

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セルタに復帰したカンテラ産CB。プレシーズンの期待値から比べるとやや控えめな活躍だったが合格点をあげて良いと思う。

 
カルドーゾ期からコンスタントに試合に出場。ボールを持った時のプレス耐性が強く、ボールを隠しながら組み立ててくれた。

思ったほど縦パスは出せなかったが、カブラルの2倍は足元に信頼がある。

 
しかし、大事なビジャレアル戦の前半にチュクウゼのドリブルにちんちんにされ轟沈。以降スタメンの座を奪われてしまった。

 
場数を踏めばプレッシャーのかかる試合でも活躍してくれるに違いない。数ある選択肢の中からセルタに戻って来てくれた選手なので大事に育てたい。

 

DAZNの日本語解説で時折セルタのカンテラ最高傑作と呼ばれていると紹介されていることがありましたが、そうなんですか??(よく知らないw)

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元チームメイトのイグレシアスを完封した試合は見事だった。お互い、そうとう熱くなっていたが笑


ウェズリー・フート

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カルドーゾ好みのCBが居ないという事で、冬にセインツから借りてきた左利きのCB。ダッチマンことオランダ人。


持ち味は高精度なロングフィードブファルでSBを中に釣った後、オラザにフートから弾丸フィードを当てる強ムーブは即チャンスに繋がっていた。

 
一方でカバーリングが苦手な場面が多く、SBに迷惑かけるシーンも散見。

デビュー戦はイエロー2枚で退場と、守備力に安定性が無いのが哀しかった…個人的には好きだったんだけどなw

 
エスクリバ時代は完全に序列ダウン。招集外も目立った。

 
貴重な左利きだが、高い買取額と言われているのでレンタルバック濃厚。今のセインツに居場所があるのか知らんが、新天地で頑張ってくれ。

 

 

ウーゴ・マジョ

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今年は戦術的にも重要な役割を担い、セルタで大活躍からのラ・ロハ招集か!?と期待したが…昨年よりパフォーマンスを落とすような結果になった。

 
ヴァスの退団でどうなるか心配だったコンビネーション面ではブライス・ブデブズという相方の登場で問題無かった。しかし…本人のプレー精度が落ちた泣

 
ハメド期はWBという、やや攻撃的なタスクを求められつつチームのバランスを取る役目に。持ち前の安定した攻撃力を見せつけるかと思ったが、カウンターの処理に追われる場面も多く本人のコンディションも良くなかった……

 
カルドーゾ期は1対1で仕掛ける場面や、ゴールに近いシーンでの役割が求められたが今ひとつ。オフサイドの微妙な判定にも引っかかり、カルドーゾ期は期待されたゴールを挙げられなかった…

 
とはいえ、持ち前のキャプテンシーと中と外、どちらにも切り込めるドリブル・時折見せる高精度クロスなどはセルタの一つの大きな優位性だった。

 
シーズンを通してクロスの精度が昨年より更に悪化してたのが気になる。それでもビックリするくらいピンポイントなクロスを上げる事もあるが。

フラストレーションを溜めて雑なプレーになるシーンも散見された。

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厳しい事を言うが、余りにも右SBに競争が無くて無意識にちょっと弛んでるのでは?

マジョはもっと出来ると思ってるので、来年は高い目標を持ってチームを引っ張って貰いたい。

 
2025年までの長期契約を結び、正真正銘のワンクラブマンとして道が開けた。最終節でプリメーラ出場200試合となり、クラブの出場記録を次々に抜き去っている。このまま行けば楽勝で記録更新。

 
今年は子供の出没回数が多く、お父さんな一面も見せてくれた笑笑

キャワイイ。

 

 

ケビン・バスケス

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今年、Bチームから引き揚げた右SB。若手といっても、もう26でマジョの2個下。


マジョの出場停止時など出場機会は限られたが、最低限のプレーレベルには十分達していた。ビルドアップ時の対応はまだまだだが、1対1の守備やオーバーラップはソツなくこなしていた。

 
具体的な話は何も上がってないが、出場機会を求めて外に出て行ってしまうかも?

昇格クラブなどに需要がありそうな気はする。

 

 

ダビド・ジュンカ

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後半戦はとにかく怪我に苦しんだ印象のジュンカ。

 
セルタの左SBは伝統的にウィングの尻拭いを行わなければならないという悪しき慣習があるのだが、それが結構辛かった…

 
水準以上の守備を見せるが、基本左サイドは火の車(1対2で数的不利は通常運転w)なので手を焼いていた。

特にインターセプトの読みが上手かったが、それより相手の進撃を1人で止めなければならない場面が多く理不尽な批判を受けるシーンが多かったように感じるw


攻撃面でも一人で突進してしまうブファルと組む事が多く、自分を見失いそうになっていたw

基本的にはウィングと連携しながらフリーでクロスを上げることを目指すタイプ。

ジュンカの事だけを考えるとシスト・ヒュルサガーと組ませた方が良かったかも

 
オラザの発掘と怪我の長期化により、終盤戦は出場機会が無かった。

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オラザを買い取ることが濃厚なので、来季はハイレベルなポジション争いになるかもしれない。

 

 

ルーカス・オラザ

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ボカから1年半のレンタルで借りてきた。今年の冬の大当たり補強。冬にまともに戦力になる人材を取ってきたのは、ホサベト以来という…セルタの冬の市場の闇っぷりを暴いてくれたw

 
とはいえ、活躍し始めたのはエスクリバになってから。カルドーゾ期は一度も出場が無かった。(何故だ?w)

ジュンカの怪我で大事なビジャレアル戦でぶっつけ本番という不安たっぷりのデビューだったが、その不安をぶっ飛ばす活躍。

 
チュクウゼをしっかり受け止め、値千金のマキゴメの同点ゴールをアシスト。半端ない高精度クロスは両チームのファンの度肝を抜いたに違いない。

 
実はセルタBに2年前にいた事があった。すぐにチームに馴染めたのはコレが大きかったかもしれない。

 
ブファルの尻拭いという洗礼も難なくクリアー。オヤルサバルやチュクウゼといったアタッカーを封殺。対面する相手との距離感を保つ事に優れており、現在のセルタにおいて、サイドでの1対1の守備では最強かもしれない。

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流石に1対2の時はヘルプを求める事が多いが、一人で何とかしちゃったりするw

 
攻撃面についてはオーバーラップは控えめ。それでもタイミングを見計らって出てくる。

シンプルに高精度クロスを放り込んだり、ハーフスペースに斜めの楔を入れたりと単純だが効果的な攻撃参加が持ち味。

申し分ない運動量で、ドリブルマシーンと組ませるにはうってつけの人材だった。

 
値段も500~400万€なので確実に買い取りたい笑

値下げ交渉の決裂で逃すのはホントに勘弁してもらいたい(切実)

 
マキゴメと仲がよく、南米出身選手とよく写真に写っている。Bでもチームメイトだったブライスとの眉毛コンビも注目。

 

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 来年も頼んだよ!

次回は監督・カンテラ編!