とあるセルティスタの落書き帳

サッカークラブ、Celta de Vigoについて書きたいことをノホホンと書いていくブログです。管理人は多忙(怠惰)のため、基本的に気が向いた時に集中更新になると思います笑 カードゲームGwentについてもチマチマ書いていきます(´ω`*)

¡Hala Celta!

セルティスタ 兼 Gwentエンジョイ勢のブログ

Celtaの通信簿 19/20シーズン FW編その2

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 FW陣の残りをごしょーかーい!

 

 

サンティ・ミナ

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マキゴメの取り引きに絡んで戻ってきたヤンチャっ子。希望通り、バレンシア時代よりも出場時間は延びたが前半戦のゴール数は2019年末で1と寂しかった…

 

ミナというと何か試合に入れてないけど点は取る、でもやっぱり異物感が…最大の特徴だと思うのだが今季前半戦は試合に入れてる代わりに点が取れない印象だった()

前線からのプレスも怠らないし、献身的なのだが肝心な所でシュートが大外しかGK正面なのである。あの突拍子もなく点を取るミナはどこへ…?

 

クロスに飛び込ませたい!という事で右サイドに置いてみた事もあったが、起点造りは出来ないので右サイドに自ら蓋をしてしまう事があった。結局、中央のアスパスとポジション交代する…という場面が今季前半のセルタの前線の停滞っぷりを象徴していた。

年明けの試合でようやく2ゴール目。アイドゥーの裏へのパスに抜け出すと、GKをワンタッチで交わして無人のゴールに流し込んだ。

 

後半戦はスモロフとのローテで出場時間を分け合っていた。

その中でレアルマドリー戦の貴重な引き分けに繋がる得点は凄かった・・・

パスを出したデニスもエグイが、それを信じて少し前から走りこんでいるミナの嗅覚も圧巻だった。アスパスが囮役になっており、カンテラーノでもぎ取った象徴的な1点だったと思う。

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 はしゃぐミナ。こうでなくっちゃ!笑

中断後は持ち味の突飛なゴールも増え始め、結局公式戦8ゴール3アシストとまずまずな結果に。一方でなかなか勝ち点3に繋がる重要なゴールは決められなかった印象も。

 

サイドからの展開も少しずつ良くなっているような、いないような・・・

右サイドに流れた時より左サイドに流れた時の方がまだ可能性を感じるので、連携を磨いてもらいたい。

 幸いにも弱点を補完してくれそうなバディージョの到着、ノリートの存在があるので来季の爆発に期待したい。

 

きわどい飛び出しが多く、VAR泣かせの選手だった。アウェー・マジョルカ戦のPKは主審、マジ許すまじ。怒

 

ノリート

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超電撃復帰を果たした元エース。筆者のヒーロー。

GKアルバレスの5か月以上の離脱により、リーガの特例適用でシーズン途中に加入。(ブライスワイトといい、この手の移籍制度は見直した方がいいですね、ホントに。w)

加入直後のアラベス戦の後半に出場すると点差が開いていたこともあるが、1ゴール1アシスト。特にアシストのほうはノリートのパスセンスとミナの裏抜けががっちりハマり、まるで時が戻ったようなゴールだった。

またべティス戦では壁の横をすり抜けGKのニアを突くFKを披露。貴重な先制点となった。

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エースとして君臨していたときの圧倒的な制圧力はなくなったが、何年も前からチームメイトだったような連携を見せてくれた。特にオラザの動きはノリートが入ることによって大きく変化。ノリートがしっかりと幅を取ってくれるのでインナーラップも積極的に見せるようになったと思う。動きなおしでスペースを作ることに長けており、中盤やアスパスにも良い影響があったようにみえた。守備面ではセルタに戻ってこれた喜びを体現するように精力的に貢献。セビジスタからの驚きの声にはさすがに筆者も笑ってしまったw

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 一方で試合から消えてしまうこともしばしば。以前は強引にドリブルで仕掛けていってもどうにかなってしまうことがあったが、良い位置で受けられることが活躍の大前提になっている。

それでも相手のタイミングを見計らったカットインやシュート、独特なパスセンスはセルタに多くの物をもたらしてくれそうな予感がある。

 

練習場に入るや、にっこにこで古巣に返ってきたことを喜んでいた。チーム状況が芳しくない中、チームに明るい話題を提供してくれたのも好影響だった。とくにパぺなどの以前から交流のあった後輩によく絡んでいた感じ。

最終節前のレバンテ戦では、VARに抗議して2枚目のイエローをくらってしまう・・・なかなかピッチを後にしようとせず、その後もスタンドの前の方で愕然としていた。

最終節ではデニスたちと一緒に、マドリーの試合を見ながらヤキモキしていたw

目をつむりながら十字を切りまくる姿は、まさに全セルティスタの心情を体現していたと思うwww

 様々な選手の喜怒哀楽が見られる。ホントにこの時間は精神的に辛かった・・・

来シーズン末までの契約なので、頑張って頂きたい。

 

 イアゴ・アスパス

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紹介無用の神様。何やかんやいって、今シーズンもこの人のチームでした。

 


序盤はいつものように低調だったものの、一人で7点稼いで2019年のスペイン人得点王だったw これだけの選手を抱えているにも関わらず、年中降格争いしていたセルタとは一体!?…w

 
頼れる助っ人の加入でアスパスの負担が軽くなるかと思ったが、全くそんな事は無かった。序盤はラフィーニャのコンディション不良により右サイドの守備に追われるシーンも目立った。さらにエスクリバの第一プランが崩れた時の無策さに相まって、ロングボールを収め、運び、だれもサイドをエグってクロスを上げられないので強引に突破してクロス・・・とむしろ役割増えてね!??という状況に・・・w

そんな中、昨年のような怪我をせずチームを鼓舞し続けた姿は立派だった。

フィールドプレーヤーとしてはヘスス・ナバスに次ぐリーグ2位の出場時間を記録。この狂った過密日程の中、3200分オーバーはヤバい。w

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レガネス戦にて。退場者を出しながらもアスパスの得点で勝った。

 

後半戦はスモロフの加入やラフィーニャの絶好調振り、ノリート電撃復帰により多少やり易くなった印象。しかし十八番である、ペナ角内側付近からシザースでタイミングをずらして縦に突破!エグってクロス!に合わせる存在が少なかったのが寂しかった。分かっていても飛び込むのが無理なこの仕掛け、ぜひ教科書に載せてもらいたいw

そしてこれをもっとチームとして得点に繋げて!!w

 

 

昨年後半や2年前の爆発力はなかったが、一年を通しての相棒不在の中14得点は十分な出来だろう。ただ大事なPKを2本失敗したのは痛かった・・・軸足を踏み込むときの癖でコースを読もうと思えば読めそうなので、研究されつつあるのかもしれない。

 

今シーズンの神ゴールはやはりバルサ戦のFKだろう。ちゃんとコーチ陣からグリーズマンのジャンプの癖を指摘されて狙ってる辺りが、努力も欠かさないアスパスらしい一点だった。

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最終節のエスパニョール戦でも一人でロングカウンターに出ていく姿は凄かった・・・攻撃陣で一番休みが少ないはずの人が、これだけの運動量を誇れるのはセルタにかける情熱の賜物だろう。最後の大チャンスを決められなかった時は流石に終わったかと思ったが、マドリーさんに救われて残留決定。外したのが致命傷になっていたらセルティスタは死ぬに死ねなかったと思われる・・・

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 ベンチに戻ったらすぐにマスクをつけるなど、ホントに若い選手にとって良いお手本だなぁと

 

ちなみに今シーズン、アスパスが得点しないで勝ったのは第2節のバレンシア戦しかありません()アスパスが得点するのが勝利への必要条件になってるのは勘弁・・・w

来シーズンこそ、彼が良い意味で目立たないシーズンになって欲しい・・・

そしてW杯の屈辱を晴らすべく、ユーロで大暴れを期待したい。


夏には影のSDとしてデニスやミナ達の復帰に暗躍した。各選手に噂が立った時点で電話を直接かけたらしい。引退後の職業が決まった模様()

 

GK編に続く!!