Celtaの通信簿 19/20シーズン GK編
お次は怪我の多かったGK陣・・・来年は健康体でいてくれ・・・
セルヒオ・アルバレス
チーム最年長となったカンテラ出身GK。今シーズンは完全にルベンに正GKを明け渡す形となった。
コロナ中断中に大けがをし、5か月以上の離脱が決定。手術も行い術後経過は悪くないようだが、心配である。
それでもクラブとの関係は良好で契約更新。来期もセルタでリハビリを続けながら復帰を目指すこととなる。
マジョが精神的支柱になり切れない中、ピッチだろうがベンチであろうが支えてくれる彼の存在は見過ごせないものである。
筆者は結構、彼の笑った顔が好き。病院訪問などで子供に見せる笑顔はセルタ随一の元気をくれるものだったりする笑
ルベン・ブランコ
前半戦から好調で、ふがいないチームを最後方からギリギリで守ってくれていたルベン。しかし最後の最後で落とし穴が・・・あと残り5節となったアトレティコ戦で下腹部を痛め途中交代。結局そのまま手術・長期離脱が決定となってしまった( ;∀;)
今シーズンこそ、一年通して出場できるか!?と思っていた矢先だったので殊更残念だった。それでも決して強固とはいえない守備陣ながらプリメーラ8シーズンで最も失点数が少なかったのは、彼によるところが大きいと思う。
とくに異常な反射スピードはすさまじく、ポジショニングも良い。まずミドルはコースが良くても入れさせない。弾く場所もグッと改善され詰められることが少なくなった。守備陣のコーチングの面は不明。だれか詳しい人求ムw
一方で足元の方はイマイチ・・・筆者はこのブログで「ルベン様は足元も良い!」と主張し続けて来たが、間違いでした、この場を借りてお詫び訂正いたします。ごめんなさい(でもベリッソ初期のアルバレスよりは良かったもん!バモスは悪くないよねぇ⤴?www)
ちょっと目を放すと、高い位置をとったSBに当てるロングキックをそのままラインを割るものにしてしまう。せめてそれだけはしっかり通せるようになってくれ・・・カウンターの意識や空中戦で勝てそうなところを探す能力はありそうなのでキック精度があればもっと上を目指せるんじゃ・・・
あんなに反射神経が良いのにPKは全く止められない。PKは駆け引きの部分も大きい。純朴すぎて、そーゆーのは苦手なのかもしれない笑
来シーズンもPK食らったら、止めるより外すことを祈るようにしましょう()
イバン・ビジャール
とうとう出番がやってきた!才能を長年、有望視されていたカンテラーノGKであるが、ルベンと年が近いのもあって不遇であった。一昨年はレバンテに貸し出すも出場0で出戻り。昨年は出場機会を求めてBチームで活動。今年は、まともなところにローンにだすかと思ったが、夏も冬も怪我人が出て出せなかった・・・
そんな不運まみれのアンダー代表(控え)GKにもついにチャンスが!アトレティコ戦で3年ぶりとなるプリメーラ出場を果たすと、さっそくパラドン。出場時間こそ短かったものの決定機をセーブし引き分けに貢献した。ちなみにこのセーブは今節のベスト5セービングに選ばれていたw
ルベンの怪我が大きなものと分かると残り4試合を任されることが濃厚に。きわどい残留争いというプレッシャーMAXな場面で、プレッシャーMAXなポジションが急に回ってくる事態になった。
それでも落ち着いたプレーを見せ残留に貢献。反射の速さはルベンに劣るため、ついつい「ルベンだったら・・・」と思ってしまうが、それでも立派に勤め上げたと思う。
特にセーブしきれなかったが、レバンテ戦のマジョラルの至近距離のシュートを触った場面はポテンシャルの高さをうかがわせた。飛び出しの判断なども悪くない。
あえてルベンと同じモーションの写真にしてみました。この二人のキックについて、どう思いますか?
足元は前述の二人に比べればやや良いのかもしれない。中盤の空いたスペースにポトッと落とすロングパスを決めたときは、おおっ!と思ってしまったw
来シーズンは新たに加入するであろうGKと開幕スタメンを争うと思われる。キャリアの中でも重要な場面を迎えていると思われ、プレシーズンから目が離せない一人である。
お次はDF陣!