とあるセルティスタの落書き帳

サッカークラブ、Celta de Vigoについて書きたいことをノホホンと書いていくブログです。管理人は多忙(怠惰)のため、基本的に気が向いた時に集中更新になると思います笑 カードゲームGwentについてもチマチマ書いていきます(´ω`*)

Hala! Celta!

セルティスタ 兼 Gwentエンジョイ勢のブログ

特別マッチプレビュー セルタ対ジローナ

2009年6月6日。

 

セルタの新米監督エウセビオ・サクリスタンは苦境に立たされていた。

 

 

3月にバルセロナの助監督から、古巣セルタのトップチームの監督へ。エウセビオにとってプロのトップチームの監督は初めてだ。

 

この年、セルタは会長交代・財政難・SegundaBへの降格の危機と三重苦。

 

幸いファンからは支持を得るものの、新米監督に状況をひっくり返す事は荷が重すぎた。3月の就任から13試合して僅かに1勝。攻撃的なチームになったものの、なかなか勝ちきれず引き分けが7つも。29年ぶりの3部降格、場合によっては財政難によるクラブ消滅の可能性も出てきた。

 

 

そして残り3節、残留を直接争うアラベスとの一戦。会場はホーム、バライードス。

 

何としても勝ち点3を手に入れたいが、前半終了時0-0。セルタは攻め込むどころか、危うくPKを取られそうになる場面もチラホラ…

 

エウセビオにとって更に不運だったのは、攻撃陣のレギュラーを欠いていたこと。

仕方がないので、昨シーズン1試合だけトップチームの試合に出場したカンテラーノをベンチ入りさせていた。

 

59分、痺れを切らしたエウセビオは例のカンテラーノを投入する。

 

次第に停滞していた攻撃が蘇るも、シュートが枠を捉えられない。

アラベスも点を取られまいと死に物狂い。

 

ジリジリと過ぎていく時間。

 

刻々と迫ってくる3部降格という現実。

 

80分、ついにスコアが動く。

右サイドからフワリと2CBの間にクロスが上がった。それをマークを上手く外したカンテラーノがカベッサ。するりとGKの間を抜けて行った。

 

バライードスは瞬く間に大歓声!トップチーム初ゴールを決めたカンテラーノはズボンが半分脱げるのも構わず、走り回る。笑

結局上裸になって、ユニフォームをぶん回しイエローカード

 

しかし興奮も束の間、88分に痛恨の同点弾を喰らう。

左サイドを抉られ、グラウンダークロスを上げられてしまった。この試合、必死にゴールマウスを守っていたGKも及ばず、ゴールへ流し込まれた。

 

誰もが引き分けかと思った93分。

ロングボールの落としをセルタの選手がシュート! が、ボールは無情にもキーパー正面に。

 

 

しかし球威が強烈だったこともあって完全には弾けず。こぼれた所を、またもカンテラーノが押し込んだ!!

 

会場は歓喜で爆発。抱き合うファン、選手、スタッフ。そしてエウセビオ。

 

そのまま試合は終了。劇的な勝利を収めたセルタは残り2試合も引き分けに持ち込み、2部残留を決めたのであった。

 

 

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…それから10年。

あの2得点を決めたFWは絶対的エースとして、今も変わらぬ水色のユニフォームを背負っている。

Embed from Getty Images

 

その名はご存知、イアゴ・アスパス

 

A Madroa(セルタのカンテラの活動場所)が生んだ救世主は…再び降格の危機に晒されているチームを引っ張っている。

 

立ちはだかるは、彼を送り出したエウセビオ監督率いるジローナ

監督として経験を積み、すっかりプリメーラでも見慣れた存在になった。

 

前半戦の試合では、ジローナが3-2で勝利。堅実な守備とセルタの構造的弱点を突く巧みなカウンターは見事だった。

プレイバック!Celta! 第4節ジローナ戦 ~前編~ ウンスエの光と影 - とあるセルティスタの落書き帳

 

お互い残留争いしているチームにとって負けられない一戦。

 

いつもと違う緊張感の中での2人の再会。

伝説の始まりとなった地で、2人は何を思うだろうか?

 

そして水色に染まるであろうバライードスは、どんな景色を、ドラマを、結末を見せてくれるのだろうか?

 

ラ・リーガサンタンデール、第33節セルタ・デ・ビーゴ対ジローナ。

日本時間2019/4/21 20:00(現地時間13:00)、キックオフ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と、イキり口調はこれぐらいにしておいて()、サラッと今節の見どころをおさらい。

セルタのスタメン注目ポイント

前節、累積警告を消化したアスパスとマキゴメの2トップの出場は堅いと思われます。

怪我のブライスに代わる、右サイドのポジションが一つのカギになってきます。

 

攻撃面でいえば、ブデブズが一番。カウンターの起点・推進力どちらも備えておりフィニッシュに近い仕事も出来ます。しかし守備がおざなりになることも多く、アフター気味のタックルも散見。左サイドのブファルとの併用では、まず複数失点は免れません。

となると、運動量の多いホサべド→ブデブズで後半刺し切るプランが現実的かと。

 

ブファルを後半投入に回し、ホサべドを左サイド・ブデブス右というウルトラCもあるかもしれませんね。

怪我のモルも間に合いそうであるが、あまり期待してないです(フラグ)

個人的にはイェンセンも使って欲しいですが、監督としてはリスクが高いでしょうね。

 

もう一つのポイントはCBのコンビ。前節と同じくカブラルとアラウホのコンビが濃厚です。しかしビルドアップ面で明らかな欠陥を抱えており、攻撃のリズムを失う原因になるかもしれません。

 

細かいビルドアップは捨てて、マキゴメにロングボール上等!なら、この二人がベスト。ストゥアーニの強さを抑えることを重視したプランになると思います。

ジローナの前プレを警戒しつつ空転させて疑似的なカウンターを狙うならフートもしくはコスタスの出番ですかね。

 

この2点からエスクリバのこの試合に臨むプランと意図がのぞけると思います。

 

ジローナの注目ポイント

セルタの脆い左サイドをポルトゥを中心に崩してくると考えられます。ブファルのプレスバックの遅さ、予備マーキングの意識の低さは確実に狙ってくるでしょう。

正直、左SBのオラザ頼みになってしまいそうな予感も・・・( ;∀;)

 

最近は途中出場の多い、若手のペドロ・ポロにも要注意。ウィングも出来る右SBでポルトゥとのコンビは凶悪です。

 

もう一つ気を付けたいのはジローナのビルドアップ破壊。ロボツカ・オカイの2センターが狙われる点もそうですが、ブファルの低い位置からのドリブルもターゲットにされるでしょう。

 

(この二点を踏まえるとホサべド左サイド有りだと思うんですけどね・・・たぶんやらないでしょうw)

 

ここしばらくジローナの試合を見れていないので余り自信はありませんが、参考までに。

 

明日の20:00、セルタファンもジローナファンも、どっちでもない人も是非一緒に盛り上がりましょう!